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田舎特集3 第1回 熊野古道 - 小辺路のこと

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前回、進化形の田舎ステイ・第4回で申し上げましたように、去年7月「十津川村観光課」主催の「果無ウォーク」に参加させて頂き、小辺路のすばらしさと、十津川村のエッセンスのような急所の中間点を歩かせて頂きました。

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前回の繰り返しになりますが、「果無峠登山口」から「観音堂」登り口の部落まで、1.4qは「高野山本山」と「熊野三山」(本宮、新宮、那智)を結ぶ、「熊野本宮」への最短路であり、紀伊半島の山岳地帯を一直線に縦断する峠越えの道で、全長72qではありますが今年5月、 高野山口より車で入ったのです。 奈良県野迫川村にある、野迫川温泉への旅で又、新しい小辺路のことを一段深く知ることになったのです。(特選リンクよりの□推薦リンク集をご参照下さい。)

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世界遺産指定10数年の「白川郷」、同指定15年の「白神山地」の例を見るまでもなく、雑誌サライの熊野古道には「小辺路」の掲載はほんのわずかですが、「高野山、熊野古道ベストコース完全ガイド」((株)扶桑社)を拝見しますと、その解説に「中辺路」コース10ページ「小辺路」コース4ページが当てられております。

人気の「中辺路」コースを歩きましたのが、世界遺産決定の前年でしたがその後、田辺市との町村合併があり、登山口「滝尻王子」入口の奥さん1人だけの土産物店は、跡形もなく立派なトイレと大きな観光バス専用の駐車場が見事に建設されていました。 おそらく中辺路の古道へ入る人の人数は、指定前に比べてそんなに増加しているとは思えませんが、やはり「白川郷」と同じ運命をたどるのかと心配されます。 その点「小辺路」の魅力は、すばらしいものがありそうです。 どの地域、村々にも青年時代から教師として、地域教育に専念された篤学の方が必ずおられるもので、幸いにも橋本市文化財保護審議会委員の北尾清一氏、元九度山町教育委員会教育長の橋詰弘氏、共著の「熊野古道・小経路今昔」の著書を拝見する機会が得られ、両先生の小辺路に対する思い入れを痛切に感じさせて頂く事が出来ました。 やはりこの古道は、切断されたり、一部廃道同然になったりして、もう昔の面影が薄れてしまっているようであるが、林道ばかりが盛える、全国の景観街道についても、どんどんとご紹介して行こうと感じるところです。

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2008年6月18日 掲載
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